規格化された枠組壁工法による住宅建築の職人、ツーバイフォー建築
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3年 | 3〜5年 | 技能検定 | ★★ |
仕事の内容
大工の高齢化・少数化が進み、数年後には施工能力が落ちることが懸念されている。
そこで、大手住宅メーカー三井ホーム(株)では大工職人の少数化に歯止めをかけるため、1988年に施工会社として三井ホームエンジニアリング(株)を設立。
技術訓練センターを設けて直接大工の養成に乗り出している。
三井ホームが養成するのはツーバイフォー(2×4)という工法の建築大工。
在来工法(軸組工法)では親方から技術を盗み、一人前になるまでに10年近くかかるといわれるが、2×4は1年で基礎をひと通り学び、2〜3年で一人前の大工技術を習得することが可能だ。
2×4は別名「枠組壁工法」と呼ばれる北米で開発された建築手法で、2インチ×4インチ(38×89cm)の木材をマニュアルに従って組み合わせる工法。
壁や床パネルを取り付ける「面」で支える構造になっているので、地震や強風などの外力に強い。
在来工法が職人の高度な技術が必要とされるのに対して、2×4は規格材を使ったシンプルな構造のため、技術者の力量のばらつきによる影響が少なく、堅牢な住宅を作れるというメリットがある。
仕事の将来性
2000年度の新築住宅着工のうち2×4住宅の占める割合は6.5%。
近年2×4工法を取り入れる住宅メーカーは増えている。
大工職人の高齢化に伴い絶対数は減少傾向にあるため、職人不足がおこるのは必至。
そのためツーバイフォー大工の需要は高まっている。
手に職をつける条件
年齢:20歳くらいまで。
適性:物事を計画的に進められる人。 体力のある人。
教育期間:3年。
技術取得期間:3〜5年。
必要資格:必須ではないが、「枠組壁建築技能士」や、建築施工管理技士、建築士、玉掛技能士を持っておくと有利。
手に職をつける学習・実務コース
●企業内でツーバイフォー大工を養成しているのは、三井ホームエンジニアリング(株)など数社。カリキュラムに沿って3年間で効率よく技術を身につけることができる。3年間の研修終了後、能率給へシフト。
●経験を10年程度積み、残るか独立するかを選択する。
教育投資の目安
三井ホームエンジニアリング(株)への就職なので、教育費用はなし。
独立の可能性とポイント
可能性は高いが、安定して発注先を確保すること、建て方から造作工事までをこなせる幅広い施工技術を身につけることが大切。
道具類や車なども必要になる。
転職の可能性と特徴
大工の数は年々減少しており、潜在的な求人需要は多い。
収入
三井ホームエンジニアリング(株)の場合、未経験者の初任給は15万8000円。
経験7年程度で年収500万円。
独立の場合、個人差もあるが年収900万円〜。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:住宅・建築・リフォーム関連の仕事
トラックバック(0)
http://www.loan-me.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/3454


