いい家具を長く使うニーズに対応する、高級家具修理という仕事
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 2日〜 | 5年〜 | なし | ★★ |
仕事の内容
引っ越し時など、なんらかの拍子にキズがついてしまった高級、またはアンティーク家具を手仕事で補修する修理業。
通常の家具のキズなら、「パテ埋め」と呼ばれるキズ埋め補修を施すが、上質な家具の場合は間に合わせ的な補修では美しく仕上がらないので、特別な技術が必要になる。
おもな作業は、キズへの充填、着色、つや出し(仕上げ)までを手がける。
高級家具のみを専門に修理する職人もいるが、多くはフローリング、壁などの木材表面キズ修理をトータルで扱い、その業務のひとつとして高級家具も含まれる、といったケースが目立つ。
職場は家具修繕専門店、家具メーカー、工務店など。
職人の完全手作業のため、独立性も高い。
技術の習得には専門学校やスクールに適うのも手だが、最終的にはいかに実務修業を積んだかどうかだ。
徒弟制度も健在の世界なので、現場で最初からみっちりと技術を磨くことも可能。
ひと通りの補修作業は、ある程度の技術講習や実務などで、比較的短期間にマスターできる。
アンティーク家具は、年代とともに価値が高まり修理して使う人も多い。
仕事の将来性
急速な成長は見込めないものの、古くからある仕事で現在も安定した需要がある。
不景気の影響で家具など高価なものを、すぐには買い替えず、補修しながら長く使う傾向が強まっている。
また、引っ越しなどにより家具や床にキズがつくため、補修の需要がある。
手に職をつける条件
年齢:特になし。
適性:手先が器用で凝り性な方がいい。
教育期間:講習2日間の後1ヶ月の実習など。
技術習得期間:ひと通りの作業なら1ヶ月程度。極めるためには5年、10年と長い年数が必要。
必要資格:特になし。
手に職をつける学習・実務コース
●特別の養成教育機関はないが、日本ケーニッヒ社の技術講習では、2日間の講習と1k月の実習がある。
●卒業後は即独立も可能。
上記のような技術講習を受けない場合、昔ながらの徒弟制度で、工房に弟子入りして身につける方法もある。
ひと通りの作業は短期間で身につくが、腕を磨き一一人前になるには、5年から10年かかる。
教育投資の目安
2日間の講習で7万円(材料費別)。
独立の可能性とポイント
ひと通りの技術をマスターすれば、独立できる。
特別な工房を構える必要もないので、諸費用で100万円くらいあれば開業できる。
独立のポイントは、営業努力だ。
転職の可能性と特徴
経験者であれば転職のチャンスがある。
収入
独立開業の場合、未経験者で年収250万〜300万円くらい、経験者で300万、400万円くらいが相場。
働く職場
・家具修理専門店
・家具販売店などに就職。 専門職人に弟子入りの場合もある
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