ツボを物理的に刺激する東洋医療の専門家、はり師・きゅう師
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3〜4年 | 国家資格取得後5年 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
人体には経実といわれる361ヶ所以上のツボがある。
患者の症状に最も効果のあるツボを探し、専用のはりでツボを刺激し治療するのが「はり」といい、ツボの上にモグサを置いて火をつけ、その熱でツボを刺激して治療するのを「きゅう」という。
東洋医学の掟露療法といわれるもので、どちらもツボを刺激して自然治癒力を高める治療法である。
薬物に頼りがちな西洋医学とは異なり、中国4000年の歴史に育まれた治療法で、現代病といわれるストレスによる自律神経失調症やアトピー性皮膚炎などの治療研究も進んでおり効果を上げている。
現代医学に裏打ちされた「はり・きゅう」は、慢性疾患に悩む患者から見直され、リハビリテーション、スポーツ、美容分野にもすでに取り入れられ、高齢化社会を迎えた現在、老人ホームなど福祉施設での需要も高くなっている。
患者から一度信頼を得られると、リピーターになってもらいやすい。
リストラの影響もあり、中高年になってから技術習得する人も増えている。
仕事の将来性
WHO(世界保健機関)の要請と依頼により、日本と中国が中心となって「経絡・経穴の国際統一に関する会議」が世界的な規模で進められるよになり、それまで民間療法としてしか評価されなかっ臓治療が西洋医学の粋を集めた大学病院でも取り入れられている。
手に職をつける条件
年齢:はり師・きゅう師は年齢制限はないが、医学知識の習得が必要で若いほど有利。
適性:手作業が器用で患者の痛みが理解できる人。
教育期間:3〜4年。
技術習得期間:5年以上の実務経験。
必要資格:はり師・きゅう師。
手に職をつける学習・実務コース
●高卒後、指定専門学校に入学し、臨床実技によってはり・きゅう技術を修得する。
●国家試験合格後資格取得。
資格は、はり師、きゅう師その他指圧師などに分かれている。
●就職先としては、鍼灸医院が多い。その他、西洋医学の病院でも東洋医療を併設するところが増えている。
教育投資の目安
専門学校の学費は約500万円(3年間)。
独立の可能性とポイント
独立は比較的容易。
ベッド1台と医院が小面積であれば、資金100万 − で開業できる。
健康保険の取り扱いの難しさが難点。
転職の可能性と特徴
病院や診療所、老人ホームなど福祉施設での需要は大きい。
収入
西洋医学分野からの求人が増えており、勤務した場合は大卒者の初任給程度。
独立した場合は技術力がモノをいい、100人程度の固定客を持つよう努力する必要がある。
・鍼灸病院
・東洋医療部門のある病院等に就職
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