機器・訓練により視機能回復をはかる専門家、視能訓練士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 1〜3年 | 3年〜 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
視覚障害には、はっきり見えない(視覚障害)、見える範囲が狭い(視野障害)、二重に見える(複視)、見えるけどわからない(視覚認知障害)などがあるが、簡単にいえば斜視、弱視などのことをいう。
このような障害を持つ人の視覚機能を検査し、回復させるための矯正訓練を行うのが視能訓練士の仕事である。
どちらかといえば女性向きの仕事で将来性は大きい。
視能訓練士とは、1971年に制定された「視能訓練士法」という法律に基づいた国家資格を持つ医療従事者のことである。
眼科医ではないが、医師の指示のもとに正確な診断を下すための基礎となる眼科検査、弱視の人にはよく見えるようにする視力向上訓練、斜視の人には両目で見られるようにする両眼視の訓練を施し、メガネやコンタクトの処方に必要な検査なども行う。
人間は、生まれた時から徐々に物を見ることを学習し、5歳くらいで成人と同じように物が見えるようになるが、この乳幼児の時期に正常な発達ができず、物を見る機能が損なわれて視力の落ちてしまった人に、眼鏡を合わせたり拡大読書器など補装具を選定し指導することも大事な仕事だ。
仕事の将来性
眼科専門医院をはじめ、眼科のある病院、診療所など100%の就職率である。
近年、眼科治療において、視能訓練士の進出が目立っている。
眼科治療では非常に重要な役割を果たし、日本にはまだ養成する学校も少ないので将来性は大である。
結婚してからでも続けられる仕事でもある。
手に職をつける条件
年齢:特にない。
適性:幼児から成人まで広い年齢層に対応できる人。
教育期間:高卒者は3年以上、短大以上及び看護学校卒は1年以上。養成学校は全国で14校。
技術習得期間:3年以上の技術修得期間が必要。
必要資格:視能訓練士。
手に職をつける学習・実務コース
●専門養成所の1年制もしくは3年制に入学。専門知識はもちろん、臨床に則した眼科医療機器を使った技紬力を身につける。
●国家試験合格後資格取得。
●大学病院、眼科クリニックや一般病院へ就職。
女性が多く、結婚後も非常勤で契約して仕事をすることもある。
教育投資の目安
専門学校で約150万円(年間)国立の場合は10万円程度(年間)。
独立の可能性とポイント
独立は難しい。あくまでも医師の指示のもとに検査するのであるから眼科部門のある病院、眼科クリニックでの仕事となる。
転職の可能性と特徴
大学付属病院、総合病院、診療所専門医院など転職は容易である。
収入
養成校の求人申込書によると、初任給は平均19万円前後である。
ただし地域や施設によって、給与の幅がある。
女性向きの仕事ではあるが、男性の視能訓練士も増えている。
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