救急現場で生命維持活動を行うスペシャリスト、救急救命士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 2〜4年 | 2〜3年 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
救急車、搬送車で傷病患者を病院などの医療施設に搬送する時に、患者の状態の悪化を防ぐため、心拍の回復、気道の確保などの救急救命措置を、医師の指示に基づいて行う有資格者の仕事。
1991年制定の救急救命士法により生まれた新しい分野で、国家資格となっている。
職場としては、現状では、多くは地方自治体の消防署職員となって、救急の仕事の上で、上乗せ資格として生かしている。
その他の職場としてほ、病院があるが、多くは看護婦・士の上乗せ資格として活用している。
大規模病院では病院の救急車を独自に配置しているが、その病院の救急車において、病院の救急救命士が救命活動を行う。
近年では、病院も総合グループ事業化し、グループ内の高齢者福祉施設や、福祉施設から病院などへの搬送も増え、看護と分離した専門資格としての職域も生まれ始めた。
やりがいのある仕事ではあるが、一般人であれば、配属の保証はないが、救急の消防職員にまずなるのが現実的だ。
仕事の将来性
人命救助に関する国家資格であり、資格としての安定性はあるが、民間の仕事の領域については、民間救急事業などが想定される。
民間救急搬送事業者は、認可されたところが全国に300社ほどあるが、ヘリコプター搬送、船舶搬送なども含めて救急救命ではまだこれからの分野である。
手に職をつける条件
年齢:消防職員の受験資格は29歳程度まで。
適性:救急に使命感のあること。
教育期間:専門養成所で2〜4年。
技術習得期間:2、3年。
必要資格:救急救命士。救急救命士試験受験資格は、一般では専門養成機関卒。
手に職をつける学習・実務コース
●全国に指定養成所が専門学校9校大学2校合計11校ある(2001年)。
2・3・4年間の課程となっている。国家試験を先にとるケースになる。
●消防職員になる場合は、配属の希望通りにはいかない場合もある。
消防署配属5年、または2000時間で救急救命士養成課程研修受講資格が生まれる。
東京においては201の仝救急隊に配属されている。
●養成所研修修了で受験資格を取得
教育投資の目安
専門学校2年間の課程で、250万〜300万円。
独立の可能性とポイント
現状ではなし。民間救急事業の中に今後の可能性がある。
転職の可能性と特徴
救急救命士単独の職能・資格では現状の独自市場は極めて小さい。
救急救命士単独資格で
求人のある病院・民間救急搬送会社へ就職
消防官採用試験合格の場合は
・救急配属希望をする
・消防官の救急隊員になって5年を経て救急救命士養成所に入り、6ヶ月を経て国家試験受験資格取得
収入
東京消防庁初任給19万6600円〜24万2200円(2001年)。
その他各種手当て、期末手当。
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