生命維持管理装置の操作などをする仕事、臨床工学技士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3年〜 | 2〜3年 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
最先端の医療現場では、ますます各種の精密医療機器が導入され、その操作には医療と工学機器の専門知識を持った人材が必要になってきた。
そのため、1988年に施行されたのが臨床工学技士の資格だ。
取り扱い機器には、人工呼吸器、人口心肺装置などの救急医療・生命維持に関係したものと、腎臓の人口透析に関連したもの、手術室での電気メス・モニターなどのME機器、心臓のカテーテル検査機器、高気圧酸素タンクなどである。
これらの機器の操作と保守が、臨床工学技士の仕事である。
臨床工学技士の活躍する場面は、患者の生死に関するものであるだけに責任のある仕事である。
職場としては、国公立病院、大学付属病院など先端機器の医療を行うところの手術室、集中治療室、救急救命室、腎透析室、高気圧治療室、一般の腎臓の透析クリニックなどの臨床現場が代表的である。
また、大手の医療機器メーカーのセールスエンジニアの道もある。
国家試験の受験資格は、3年以上の指定の養成所を卒業することが必要。
仕事の将来性
コンピュータによる医療機器の操作は、ますます重要な医療の分野として確立してくる。
そして、高度化した医療機器を操作する技士は重要になってくる。
同時に、国家資格であるため、資格が普及するにつれ、有資格者への人材ニーズは高くなる。
手に職をつける条件
年齢:就職の関係上、20代前半までが現実的。転職の場合は、35歳前後まで。
適性:生死に直面する仕事なので強い責任感が必要。
教育期間:3年以上。
技術習得期間:2〜3年。
必要資格:臨床工学技士。
手に職をつける学習・実務コース
●全国20余ヶ所の指定教育機関を卒業し、国家試験合格が必要。合格すれば厚生労働大臣免許が与えられる。
試験は、(財)医療機器センターによって年1回実施。
合格率は70%台。
●医療関係の国家資格であり、資格収得後、就職し、実務経験を積む。無資格で実務を経ていくコースはない。
●必要な知識、技能を習得し、臨床工学技士試験受験資格を取得
教育投資の目安
3年間で400万円程度。
独立の可能性とポイント
現状では独立の可能性は考えにくい。
ただし、将来、病院の臨床ではなく、医療機器メーカーの代理店などでの独立は考えられる。
技術を生かすというよりは営業型。
転職の可能性と特徴
病院間の転職、および病院から医療機器メーカーへの転職がある。
収入
病院の場合、専門学校新卒の初任給は、月20万円前後。経験者の場合は、医療関係専門職に準ずる。
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