器具を使ってリハビリテーションを行う、人気の医療系仕事、理学療法士(PT)
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3〜4年 | 3年以上 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
体に障害を持つ人を対象に、体に物理的な刺激を与えて行う治療を総称して「理学療法」という。
器具を使って機能回復を図るリハビリテーションや牽引療法がその代表だ。
簡単にいうと、脳卒中などで倒れた人が立つことや歩くことができるように回復させたり、
手足を失った人が義肢装具や車いすで自由に行動できるようにしたり、
目・耳・口・手足の不自由な人やスポーツ障害で体が不自由になった人を社会復帰させるのが主な目的だ。
理学療法の中心となる治療体操では、関節を動かす、衰えた筋肉を徐々に回復させる、寝返る、起きる、立つ、座るなどといった基本動作の訓練を行う。
治療を行うための検査や障害の予防指導、義足や装具の適合訓練、さらに社会復帰のために本人や家族への指導など広範囲な活動を行い、患者の心身の回復を支えるのが大きな仕事となっている。
子どもから大人までと幅が広く、自動車事故の多発や高齢化の現在、ますますその需要は高まっている。
そうした体に障害を持つ人を対象にしているだけに、これらの人々に対する理解と地道な努力、忍耐力が必要となる。
仕事の将来性
高齢化社会を迎え、地域での医療保険福祉サービスが高まる中、理学療法士は不足しておりその需要は大きい。
病院をはじめ福祉施設、保健所や行政機関、スポーツ関連施設など、さまざまな分野での活動が可能だ。
障害者とともにその回復を図るため、訓練が長期間にわたるので強い意思力が必要となる。
手に職をつける条件
年齢:相当力を使うので若いうちに技術を修得し、独立して生涯の仕事となし得る。性別は不問。
適性:介護に興味を持ち根気と研究熱心な人。
教育期間:3、4年。
技術習得期間:1年以上。
必要資格:理学療法士。
手に職をつける学習・実務コース
●高卒後、厚生労働または文部科学大臣が認定する学校で、専門教育を習得。
●国家試験に合格して資格取得。
●病院、診療所、リハビリ施設、保健所などに就職。
職場としては、その他にスポーツ・フィットネス施設、医療技術者教育機関、行政機関の福祉健康スタッフなど幅は広い。
教育投資の目安
私立で500万、600万円程度(3年間)。
国立は、授業料年間12万円程度。
テキスト代別途。
独立の可能性とポイント
医療行為の一環としての理学療法は、医師の指示が必要になっており、現状では独立不可。
ただし、医療行為以外のスポーツやフィットネス施設でのフリー契約の道はある。
転職の可能性と特徴
受け入れ施設が多く、経験者なら転職は容易。
収入
就職した場合、病院や施設の給料規定に準じるが、月収20万円前後。
転職の場合は、施設勤務の実績が重視される。
高齢化社会における必要性が高く高収入も期待できる。
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