義歯や歯のほてん物をつくる専門家、歯科技工士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 2年〜3年 | 3年〜 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
歯科技工士の仕事は、歯科医師が患者から採った歯型をもとに、銀歯などのつめ物や差し歯などの義歯、歯並びをよくする矯正器具をつくるというものだ。
歯の形は人によって千差万別であるため、当然ながらすべてオーダーメードでクラフト的要素がある。
歯はフィット感や噛み合わせにより、人間の顔の見た目や健康にも影響を及ぼすため、技工技術とは非常にデリケートであり、造形技能・センスの求められる仕事である。
素材は、金属、陶材、プラスチックなどであり、それらの材料に関する知識が必要である。
また最近、セラミックやチタンの新素材の開発も進んでおり注目を集めている。
職場は、歯科医院、歯科技工所や、病院の歯科診療科に勤務して歯科技工を担当する。
また、歯科材料メーカーも就職先としてある。
国家試験については合格率は例年100%に近く、現状では不足している。
しかし、今後競争は厳しくなる面もある。
経験を積み、資金がそろえば独立開業の可能性も十分にある。
仕事の将来性
永久歯の寿命は一般に約50年といわれ、その間にも虫歯や矯正など治療が絶えることはなく、そのたびに歯科技工の仕事も発生するので安定した職業といえる。
硯に、歯科技工の養成校卒業者を上回る求人があるという。
今後の高齢化を見込めば、堅実性があるといえよう。
手に職をつける条件
年齢:特になし。
求人状況からみると25歳までに資格取得した方が有利。
適性:手先が器用であること。直接患者と関わらなくても、医療技術者として患者の立場に立てる思いやりや、奉仕精神のある人。
教育期間:2、3年。
技術習得期間:3年〜。
必要資格:歯科技工士。
手に職をつける学習・実務コース
●高校卒業後、文部科学大臣、あるいは厚生労働大臣指定の歯科技工士学校・養成所で2年以上学び、卒業しなければならない。
その後歯科技工士の国家試験を受験する。合格率は99%と高い。
●国家試験合格後、歯科技工所や歯科医院、総合病院の歯科診療科などに就職する。
歯科材料メーカーへ就職する場合もある。
●国家試験合格で、歯科技工士資格取得
教育投資の目安
専門学校は2年で280万〜380万円。
国立は、授業料年間10万2000円〜テキスト代初年度30万円程度。
転職の可能性と特徴
経験者であれば年齢制限なし。
独立の可能性とポイント
人脈や資金がそろえば独立開業できる。
作業場の確保、最低限の専門器具をそろえなければならない。
規模によっては人を雇う必要も出てくるので、資金面の準備は欠かせない。
収入
就職の場合、年収で約200万〜500万円。独立で約300万〜1000万円。
働く職場
・歯科技工士
・歯科医院
・病院歯科診療科に就職
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