-
ツボや経絡を刺激し、気血の循環をよくする専門家、気功整体師
-
脊椎・骨の調整を重点とするカイロプラクティック
-
ツボを物理的に刺激する東洋医療の専門家、はり師・きゅう師
-
失われた身体機能を補う機器を製作する仕事、義肢装具士
-
機器・訓練により視機能回復をはかる専門家、視能訓練士
-
救急現場で生命維持活動を行うスペシャリスト、救急救命士
-
現代医療で位置づけの高まる放射線の専門家、診療放射線技師
-
生命維持管理装置の操作などをする仕事、臨床工学技士
-
器具を使ってリハビリテーションを行う、人気の医療系仕事、理学療法士(PT)
-
心と体をいやす足裏のスペシャリスト、リフレクソロジスト
-
義歯や歯のほてん物をつくる専門家、歯科技工士
-
作業を通したリハビリテーションを行う、今人気の医療の仕事、作業療法士(OT)
当サイトの更新情報をお届けします!フィードの購読はこちらから。
ツボや経絡を刺激し、気血の循環をよくする専門家、気功整体師
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 1年〜 | 1年 | 民間資格 | ★★ |
仕事の内容
中国4000年の秘伝を伝承する施術法。
整体のことを中国では「推峯」というが、字のごとく手で拝という意味である。
人体のツボは361あるが、ツボを互いに結ぶ線のことを掟給という。
整体のツボや経絡を両手の手のひらで押して、気血の循環をよくすることで、該品を散らし筋肉のこりをほぐし、脊柱の歪みを治し、免疫力を高め、自然治癒力を引き出す伝統療法で、この整体に気功法を取り入れた療法が気功整体師の特徴である。
これによって内臓の働きを高め、体質改善、新陳代謝の促進、ストレス解消、その他、治りにくい肩こり、むちうち症、冷え症、生理痛病などにも、副作用なく効果があるといわれ、また、新陳代謝が活発になりシェイプアップや美肌効果もあるといわれる。
ストレスの多い現代社会にあって、肩こりや頭痛、腰の痛みに悩む人が多く、冷え性に悩んだり、やせたいという女性も増えており、老弱男女を問わず需要は高い。
養成校で学びインターン研修を経て独立する人がほとんどだが、他と差別化する要素が必要だ。
仕事の将来性
健康づくりで気功整体だけでなく東洋医療、カイロ、リフレクソロジーなど、隣接分野の開業が増えている。
それだけに肩こりや腰痛、ギックリ腰など専門性のある療法や技術、付加価値やオリジナリティが必要。
手に職をつける条件
年齢:特にないが、相当力を使うので若いうちに技術を習得し、独立して60歳までは仕事ができる。性別不問。
適性:東洋医学に興味を持ち研究熱心な人。
教育期間:1年、。
技術習得期間:1年以上。
必要資格:特になし。
手に職をつける学習・実務コース
●養成所により差はあるが、最低でも300時間の学習が必要。経験者でもっと技術を磨きたい人は短期のコースもある。
●整体範囲は、こりゃ神経痛、スポーツ障害などの一般疾患から、全身疲労、うつ病、アトピー性皮膚炎など内臓疾患、冷え性や生理不順の婦人病、そして斜視や夜尿など小児病までと広い。
教育投資の目安
1年コースで80万札 3カ月コース30万円程度。
独立の可能性とポイント
独立する人が大半で、開業資金も店舗の大きさや場所によるが、50万\150万円くらい。
設備としては、ベッド1、2台、いす、施術用タオル、受付用机、電話などだ。
転職の可能性と特徴
サラリーマンなど他業種から目指して来る人が多い。
収入
就職した場合、未経験者は月収20万円前後、経験者は年収400万円前後だ。
独立は、規模にもよるが格差が激しい。
カテゴリー:医療関連の仕事
脊椎・骨の調整を重点とするカイロプラクティック
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3ヶ月〜2年 | 1〜3年 | なし | ★★ |
仕事の内容
カイロプラクティックというのは、ギリシャ語の「カイロ」(手)と、「プラクディック」(技術)を合わせた言葉で、手による治療を意味する。
薬物や手術といった治療ではなく、人間が本来持っている自然治癒力を利用して体の不調を整えていくものだ。
日本では、アメリカでカイロプラクティックを学んだ人が、中国気功より前に導入してきた。
基本となるのは、脊椎を矯正し、それによって肩こりや頭痛など様々な身体症状を改善していくものである。
特に、高齢者では高齢化にともなう慢性的な痛みなどがあり、病院では相手にしてもらえないため利用されてきた。
技術があれば、患者はつき、クチコミで評判になる特徴があるが、公的な資格というものはない。
技術以外に重要なのは、患者とのコミュニケーションで、体の痛みとともに精神の痛みもとる役割がある。
患者は自分の痛みをわかってほしいという気持ちが強いからだ。
患者の痛みのわかる中高年や女性の仕事としても伸びている。
仕事の将来性
人間が2足歩行を続ける限り、脊椎に起因する腰痛などの病気はなくならないといわれる。
また、パソコンの普及にともなう、体のゆがみやストレスによって引き起こされる身体症状も増える傾向にある。
高齢化の進行からも市場はあるが、競合もあり差別化する技術・サービスが必要。
手に職をつける条件
年齢:特にないが、就職では若い人が望まれる。
適性:体を動かすことが苦にならないこと。相手につくす気持ちのあること。
教育期間:3ヶ月、2年。
技術習得期間:1、3年。
必要資格:特になし。
手に職をつける学習・実務コース
●民間スクール、専門学校で、知識と技術を学ぶ。スクールには、治療院を併設しているところもあり、実習が可能である。
●治療院に弟子兼アシスタントとして就職し、基礎知識は独学で学び、技術は実地で働きながら学ぶ。
●独立してからも、専門家から学び技術の向上などにつとめる。
教育投資の目安
20万円から200万円程度までと大きく幅がある。
独立の可能性とポイント
治療院に勤めながら、技術を磨き信頼される顧客をつくることにより可能となる。
競合も激しくなってきているので競争力のある技術・サービス・立地その他の要素が求められる。
転職の可能性
サロンは増える傾向にあり、経験者は求人も多い。
収入
ほとんど未経験状態での就職時の初任給は16万円前後。
腕を上げれば最高50万円まで可能。
独立すれば、月収100万円程度まで可能。
カテゴリー:医療関連の仕事
ツボを物理的に刺激する東洋医療の専門家、はり師・きゅう師
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3〜4年 | 国家資格取得後5年 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
人体には経実といわれる361ヶ所以上のツボがある。
患者の症状に最も効果のあるツボを探し、専用のはりでツボを刺激し治療するのが「はり」といい、ツボの上にモグサを置いて火をつけ、その熱でツボを刺激して治療するのを「きゅう」という。
東洋医学の掟露療法といわれるもので、どちらもツボを刺激して自然治癒力を高める治療法である。
薬物に頼りがちな西洋医学とは異なり、中国4000年の歴史に育まれた治療法で、現代病といわれるストレスによる自律神経失調症やアトピー性皮膚炎などの治療研究も進んでおり効果を上げている。
現代医学に裏打ちされた「はり・きゅう」は、慢性疾患に悩む患者から見直され、リハビリテーション、スポーツ、美容分野にもすでに取り入れられ、高齢化社会を迎えた現在、老人ホームなど福祉施設での需要も高くなっている。
患者から一度信頼を得られると、リピーターになってもらいやすい。
リストラの影響もあり、中高年になってから技術習得する人も増えている。
仕事の将来性
WHO(世界保健機関)の要請と依頼により、日本と中国が中心となって「経絡・経穴の国際統一に関する会議」が世界的な規模で進められるよになり、それまで民間療法としてしか評価されなかっ臓治療が西洋医学の粋を集めた大学病院でも取り入れられている。
手に職をつける条件
年齢:はり師・きゅう師は年齢制限はないが、医学知識の習得が必要で若いほど有利。
適性:手作業が器用で患者の痛みが理解できる人。
教育期間:3〜4年。
技術習得期間:5年以上の実務経験。
必要資格:はり師・きゅう師。
手に職をつける学習・実務コース
●高卒後、指定専門学校に入学し、臨床実技によってはり・きゅう技術を修得する。
●国家試験合格後資格取得。
資格は、はり師、きゅう師その他指圧師などに分かれている。
●就職先としては、鍼灸医院が多い。その他、西洋医学の病院でも東洋医療を併設するところが増えている。
教育投資の目安
専門学校の学費は約500万円(3年間)。
独立の可能性とポイント
独立は比較的容易。
ベッド1台と医院が小面積であれば、資金100万 − で開業できる。
健康保険の取り扱いの難しさが難点。
転職の可能性と特徴
病院や診療所、老人ホームなど福祉施設での需要は大きい。
収入
西洋医学分野からの求人が増えており、勤務した場合は大卒者の初任給程度。
独立した場合は技術力がモノをいい、100人程度の固定客を持つよう努力する必要がある。
・鍼灸病院
・東洋医療部門のある病院等に就職
カテゴリー:医療関連の仕事
失われた身体機能を補う機器を製作する仕事、義肢装具士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3〜4年 | 5年〜 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
義肢装具士とは、疾病や事故、スポーツなどの原因によって手足を失った人や、あるいは四肢や体幹に骨折などの障害を受けた人に対し、失った機能を補い回復させるための義肢・装具を製作、適合させて日常生活をスムーズに行えるようにし、社会復帰を手助けする医療技術者のことである。
医師をはじめリハビリテーションチームスタッフの一員として活躍の場は増えている。
その役割はただ義肢・装具を製作するだけでなく、チームスタッフと話し合いアドバイスをし、患者の気持ちを理解しながらコミュニケーションを図り、患者のニーズにこたえなければならない。
そのために人体構造とその動きを知るための医学、義肢装具の部品や機能、材料の性質などを知る工学の知識も必要となる。
人間の体は一人ひとり違うので、患者一人ひとりの切断面の型や寸法を取り、患者に適合するよう材質を選び型を考え、患者を思いやりながら調節しその人に適合する義肢装具を製作することが何よりも大事。
患者本人とその家族から喜ばれ、やりがいのある社会貢献度の高い仕事だ。
仕事の将来性
日本における義肢・装具の技術の進歩は目覚ましい限りで、その需要は年々増加している。
自動車事故にしろスポーツ事故にしろ、骨折や手足の切断を余儀なくされる人や、老齢化により腰痛や骨租髭症などによる装具の必要性は計り知れない。
手に職をつける条件
年齢:高卒以上、年齢制限は特になし。
適性:手作業が器用で人に接することが好きな人。人間工学の進歩に対し研究好きな人。
教育期間:3、4年。
技術習得期間:5年、。
必要資格:義肢装具士。
手に職をつける学習・実務コース
●指定専門学校で、整形外科学、リハビリテーション医学や義肢装具にいて習得。
●国家試験合格後資格取得
●民間義肢装具メーカー、リハビリテーションセンターに就職する。福祉用具の開発も進み、システム工学やリハビリテーション工学も学ぶ必要が出てきている。
教育投資の目安
3年間で専門学校の学費は約500万円。国立は授業料年間10万2000円、テキスト代別途。
独立の可能性とポイント
医療関係の機器は高価なため設備投資にかなりお金がかかる。
外科医、整形外科医、接骨医、老人ホーム、リハビリセンターなどとの提携の可能性は大きい。
転職の可能性と特徴
技術があれば年齢に関係なく転職できる。
収入
就職した場合、未経験者は大卒の初任給程度。メーカーは中小企業だが堅実である。
カテゴリー:医療関連の仕事
機器・訓練により視機能回復をはかる専門家、視能訓練士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 1〜3年 | 3年〜 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
視覚障害には、はっきり見えない(視覚障害)、見える範囲が狭い(視野障害)、二重に見える(複視)、見えるけどわからない(視覚認知障害)などがあるが、簡単にいえば斜視、弱視などのことをいう。
このような障害を持つ人の視覚機能を検査し、回復させるための矯正訓練を行うのが視能訓練士の仕事である。
どちらかといえば女性向きの仕事で将来性は大きい。
視能訓練士とは、1971年に制定された「視能訓練士法」という法律に基づいた国家資格を持つ医療従事者のことである。
眼科医ではないが、医師の指示のもとに正確な診断を下すための基礎となる眼科検査、弱視の人にはよく見えるようにする視力向上訓練、斜視の人には両目で見られるようにする両眼視の訓練を施し、メガネやコンタクトの処方に必要な検査なども行う。
人間は、生まれた時から徐々に物を見ることを学習し、5歳くらいで成人と同じように物が見えるようになるが、この乳幼児の時期に正常な発達ができず、物を見る機能が損なわれて視力の落ちてしまった人に、眼鏡を合わせたり拡大読書器など補装具を選定し指導することも大事な仕事だ。
仕事の将来性
眼科専門医院をはじめ、眼科のある病院、診療所など100%の就職率である。
近年、眼科治療において、視能訓練士の進出が目立っている。
眼科治療では非常に重要な役割を果たし、日本にはまだ養成する学校も少ないので将来性は大である。
結婚してからでも続けられる仕事でもある。
手に職をつける条件
年齢:特にない。
適性:幼児から成人まで広い年齢層に対応できる人。
教育期間:高卒者は3年以上、短大以上及び看護学校卒は1年以上。養成学校は全国で14校。
技術習得期間:3年以上の技術修得期間が必要。
必要資格:視能訓練士。
手に職をつける学習・実務コース
●専門養成所の1年制もしくは3年制に入学。専門知識はもちろん、臨床に則した眼科医療機器を使った技紬力を身につける。
●国家試験合格後資格取得。
●大学病院、眼科クリニックや一般病院へ就職。
女性が多く、結婚後も非常勤で契約して仕事をすることもある。
教育投資の目安
専門学校で約150万円(年間)国立の場合は10万円程度(年間)。
独立の可能性とポイント
独立は難しい。あくまでも医師の指示のもとに検査するのであるから眼科部門のある病院、眼科クリニックでの仕事となる。
転職の可能性と特徴
大学付属病院、総合病院、診療所専門医院など転職は容易である。
収入
養成校の求人申込書によると、初任給は平均19万円前後である。
ただし地域や施設によって、給与の幅がある。
女性向きの仕事ではあるが、男性の視能訓練士も増えている。
カテゴリー:医療関連の仕事
救急現場で生命維持活動を行うスペシャリスト、救急救命士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 2〜4年 | 2〜3年 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
救急車、搬送車で傷病患者を病院などの医療施設に搬送する時に、患者の状態の悪化を防ぐため、心拍の回復、気道の確保などの救急救命措置を、医師の指示に基づいて行う有資格者の仕事。
1991年制定の救急救命士法により生まれた新しい分野で、国家資格となっている。
職場としては、現状では、多くは地方自治体の消防署職員となって、救急の仕事の上で、上乗せ資格として生かしている。
その他の職場としてほ、病院があるが、多くは看護婦・士の上乗せ資格として活用している。
大規模病院では病院の救急車を独自に配置しているが、その病院の救急車において、病院の救急救命士が救命活動を行う。
近年では、病院も総合グループ事業化し、グループ内の高齢者福祉施設や、福祉施設から病院などへの搬送も増え、看護と分離した専門資格としての職域も生まれ始めた。
やりがいのある仕事ではあるが、一般人であれば、配属の保証はないが、救急の消防職員にまずなるのが現実的だ。
仕事の将来性
人命救助に関する国家資格であり、資格としての安定性はあるが、民間の仕事の領域については、民間救急事業などが想定される。
民間救急搬送事業者は、認可されたところが全国に300社ほどあるが、ヘリコプター搬送、船舶搬送なども含めて救急救命ではまだこれからの分野である。
手に職をつける条件
年齢:消防職員の受験資格は29歳程度まで。
適性:救急に使命感のあること。
教育期間:専門養成所で2〜4年。
技術習得期間:2、3年。
必要資格:救急救命士。救急救命士試験受験資格は、一般では専門養成機関卒。
手に職をつける学習・実務コース
●全国に指定養成所が専門学校9校大学2校合計11校ある(2001年)。
2・3・4年間の課程となっている。国家試験を先にとるケースになる。
●消防職員になる場合は、配属の希望通りにはいかない場合もある。
消防署配属5年、または2000時間で救急救命士養成課程研修受講資格が生まれる。
東京においては201の仝救急隊に配属されている。
●養成所研修修了で受験資格を取得
教育投資の目安
専門学校2年間の課程で、250万〜300万円。
独立の可能性とポイント
現状ではなし。民間救急事業の中に今後の可能性がある。
転職の可能性と特徴
救急救命士単独の職能・資格では現状の独自市場は極めて小さい。
救急救命士単独資格で
求人のある病院・民間救急搬送会社へ就職
消防官採用試験合格の場合は
・救急配属希望をする
・消防官の救急隊員になって5年を経て救急救命士養成所に入り、6ヶ月を経て国家試験受験資格取得
収入
東京消防庁初任給19万6600円〜24万2200円(2001年)。
その他各種手当て、期末手当。
カテゴリー:医療関連の仕事
現代医療で位置づけの高まる放射線の専門家、診療放射線技師
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3〜4年 | 2〜3年 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
診療放射線技師は、病院などの医療機関で、放射線技術を駆使した検査や治療を行う専門職。
現代医療は放射線を利用した医療画像や情報なくして成り立たないとまでいわれているだけに、非常に需要度の高い職業である。
診療放射線技師の業務は、胸部や骨のエックス線検査、胃腸の造影検査、頭・胸・腹などのCT検査、心臓疾患を診断、治療するカテーテル検査、放射性同位元素を利用する核医学検査、ガンを治療する放射線治療などがある。
また、広い範囲で、放射線を使わないMR(磁気共鳴)検査、超音波検査までが含まれる。
これらの専門技術を担うには、診療放射線技師の免許が必要である。
職場は医療現場で、医師や看護婦、ほかの医療技術職スタッフと連携して仕事をする。
かつては、レントゲンと通称されるエックス線を扱うスペシャリストとして、診療エックス線技師と呼ばれていたが、医療技術の日進月歩の成長と業務の拡大に伴って、現在は診療放射線技師と呼ばれている。
仕事の将来性
医療技術の向上とともに、放射線を利用する医療の高度化、複雑化から診療放射線技師の絶対数はもちろん、質の高い技師が今後いっそう強く求められる。
放射線医療は、医師を始めとする医療スタッフとのチーム運営によって成り立ち、最新の医療分野のひとつである。
手に職をつける条件
年齢:特になし。就職上は若いほどよい。
適性:医療に携わる奉仕精神や高いモラルを持つ者。
教育期間:国指定の教育機関で3〜4年。
技術習得期間:2、3年。
必要資格:診療放射線技師。
手に職をつける学習・実務コース
●4年制大学、3年剛の短期大学や甘門学校、養成所などいずれも国が指定した教育機関で、3年間以上の期間、必要な知識と技術を学ばなければならない。
これは国家試験受験資格の必須条件である。
●指定された教育機関を卒業後、国家獅各試験を受験して合格し、厚生労働大臣へ免許を申請して取得する。勤務先は医療機関で、放射線治療や検査に従事する。
教育投資の目安
私立専門学校で300万〜380万円(3年間)。
転職の可能性と特徴
診療放射線技師の転職は現在のところ狭き門。
独立の可能性とポイント
医療現場で、医師や看護婦、薬剤師などとの連携作業であり、放射線技師法において独立開業が禁じられている。
収入
20代では月25万、35万円程度。
カテゴリー:医療関連の仕事
生命維持管理装置の操作などをする仕事、臨床工学技士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3年〜 | 2〜3年 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
最先端の医療現場では、ますます各種の精密医療機器が導入され、その操作には医療と工学機器の専門知識を持った人材が必要になってきた。
そのため、1988年に施行されたのが臨床工学技士の資格だ。
取り扱い機器には、人工呼吸器、人口心肺装置などの救急医療・生命維持に関係したものと、腎臓の人口透析に関連したもの、手術室での電気メス・モニターなどのME機器、心臓のカテーテル検査機器、高気圧酸素タンクなどである。
これらの機器の操作と保守が、臨床工学技士の仕事である。
臨床工学技士の活躍する場面は、患者の生死に関するものであるだけに責任のある仕事である。
職場としては、国公立病院、大学付属病院など先端機器の医療を行うところの手術室、集中治療室、救急救命室、腎透析室、高気圧治療室、一般の腎臓の透析クリニックなどの臨床現場が代表的である。
また、大手の医療機器メーカーのセールスエンジニアの道もある。
国家試験の受験資格は、3年以上の指定の養成所を卒業することが必要。
仕事の将来性
コンピュータによる医療機器の操作は、ますます重要な医療の分野として確立してくる。
そして、高度化した医療機器を操作する技士は重要になってくる。
同時に、国家資格であるため、資格が普及するにつれ、有資格者への人材ニーズは高くなる。
手に職をつける条件
年齢:就職の関係上、20代前半までが現実的。転職の場合は、35歳前後まで。
適性:生死に直面する仕事なので強い責任感が必要。
教育期間:3年以上。
技術習得期間:2〜3年。
必要資格:臨床工学技士。
手に職をつける学習・実務コース
●全国20余ヶ所の指定教育機関を卒業し、国家試験合格が必要。合格すれば厚生労働大臣免許が与えられる。
試験は、(財)医療機器センターによって年1回実施。
合格率は70%台。
●医療関係の国家資格であり、資格収得後、就職し、実務経験を積む。無資格で実務を経ていくコースはない。
●必要な知識、技能を習得し、臨床工学技士試験受験資格を取得
教育投資の目安
3年間で400万円程度。
独立の可能性とポイント
現状では独立の可能性は考えにくい。
ただし、将来、病院の臨床ではなく、医療機器メーカーの代理店などでの独立は考えられる。
技術を生かすというよりは営業型。
転職の可能性と特徴
病院間の転職、および病院から医療機器メーカーへの転職がある。
収入
病院の場合、専門学校新卒の初任給は、月20万円前後。経験者の場合は、医療関係専門職に準ずる。
カテゴリー:医療関連の仕事
器具を使ってリハビリテーションを行う、人気の医療系仕事、理学療法士(PT)
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3〜4年 | 3年以上 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
体に障害を持つ人を対象に、体に物理的な刺激を与えて行う治療を総称して「理学療法」という。
器具を使って機能回復を図るリハビリテーションや牽引療法がその代表だ。
簡単にいうと、脳卒中などで倒れた人が立つことや歩くことができるように回復させたり、
手足を失った人が義肢装具や車いすで自由に行動できるようにしたり、
目・耳・口・手足の不自由な人やスポーツ障害で体が不自由になった人を社会復帰させるのが主な目的だ。
理学療法の中心となる治療体操では、関節を動かす、衰えた筋肉を徐々に回復させる、寝返る、起きる、立つ、座るなどといった基本動作の訓練を行う。
治療を行うための検査や障害の予防指導、義足や装具の適合訓練、さらに社会復帰のために本人や家族への指導など広範囲な活動を行い、患者の心身の回復を支えるのが大きな仕事となっている。
子どもから大人までと幅が広く、自動車事故の多発や高齢化の現在、ますますその需要は高まっている。
そうした体に障害を持つ人を対象にしているだけに、これらの人々に対する理解と地道な努力、忍耐力が必要となる。
仕事の将来性
高齢化社会を迎え、地域での医療保険福祉サービスが高まる中、理学療法士は不足しておりその需要は大きい。
病院をはじめ福祉施設、保健所や行政機関、スポーツ関連施設など、さまざまな分野での活動が可能だ。
障害者とともにその回復を図るため、訓練が長期間にわたるので強い意思力が必要となる。
手に職をつける条件
年齢:相当力を使うので若いうちに技術を修得し、独立して生涯の仕事となし得る。性別は不問。
適性:介護に興味を持ち根気と研究熱心な人。
教育期間:3、4年。
技術習得期間:1年以上。
必要資格:理学療法士。
手に職をつける学習・実務コース
●高卒後、厚生労働または文部科学大臣が認定する学校で、専門教育を習得。
●国家試験に合格して資格取得。
●病院、診療所、リハビリ施設、保健所などに就職。
職場としては、その他にスポーツ・フィットネス施設、医療技術者教育機関、行政機関の福祉健康スタッフなど幅は広い。
教育投資の目安
私立で500万、600万円程度(3年間)。
国立は、授業料年間12万円程度。
テキスト代別途。
独立の可能性とポイント
医療行為の一環としての理学療法は、医師の指示が必要になっており、現状では独立不可。
ただし、医療行為以外のスポーツやフィットネス施設でのフリー契約の道はある。
転職の可能性と特徴
受け入れ施設が多く、経験者なら転職は容易。
収入
就職した場合、病院や施設の給料規定に準じるが、月収20万円前後。
転職の場合は、施設勤務の実績が重視される。
高齢化社会における必要性が高く高収入も期待できる。
カテゴリー:医療関連の仕事
心と体をいやす足裏のスペシャリスト、リフレクソロジスト
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3ヶ月〜1年 | 6ヶ月程度 | 民間資格 | ★★ |
仕事の内容
リフレクソロジーとは手だけを使って足裏や甲にある反射ゾーンを舜し、自然治癒力を高めるもの。
日本での認知度はまだ低いが、欧米では「予防医学」として位置づけられているほどポピュラーだ。
足の刺激と同時に照明や音楽、アロマ(香り)を用いることで精神をリラックスさせる効果もあり、ストレスも解消される。
最近では若い女性はもちろんサラリーマンの間でも人気の高い健康法だ。
リフレクソロジーには大きく分けて「西洋式」と「東洋式」がある。
前者が指で足裏を撫でるようにやさしく刺激するのに対して、後者は指や器具を使って特定のツボを強く刺激するもの。
この二つをミックスしたのが、国内で最もポピュラーな「RAJA式(英国式)リフレクソロジー」である。
リフレクソロジストの仕事は、足裏を刺激して体と心のリラクゼーションを促すこと。
現在国内には1万人のリフレクソロジストが活躍しているが、アメリカなどのリフレクソロジー先進国に比べてまだまだ少ないのが現状だ。
ストレス社会の中で、いやされたいという願望を持つ人は多い。
仕事の将来性
ここ2〜3年でリフレクソロジーサロンの数は飛躍的に伸びており、今後もさらに拡大する見込み。
性別・年齢・世代を問わず、幅広い客層に支持されるため、市場は大きい。
サロンだけではなく、病院、老人ホームなど活躍の場は広がりそう。
手に職をつける条件
年齢:体力があれば男女問わず何歳でも。
適性:人をいやしてあげたい、人の役に立ちたいという気持ちのある人。
教育期間:3ヶ月、6ヶ月、1年コースなど。
技術習得期間:6ヶ月程度。
必要資格:公的な資格はないが、各団体が発行する民間資格がある。
手に職をつける学習・実務コース
●全国に30〜40のスクールがある。
スクール選びのポイントとしては、就職・独立・開業のバックアップ体制、直営サロンの有無、資格を取得できるか、などを参考にするといい。
●リフレクソロジーサロンに勤務して実務経験を積む。
●フリーになって顧客の家を訪問したり、自宅で開業することも可能。
●リフレクソロジーサロンに勤務
●アシスタントで実技を習得
教育投資の目安
リフレクソロジー・スクール例で46方2000円のコースなど。
独立の可能性とポイント
可能性は高い。
フットパウダー、エッセンシャルオイル、タオルなど最低限のものがあればどんな場所でも開業できる。
店舗であれば不動産酬1、宣伝資金がポイント。
専門スクール
直営サロンのあるところでは実技を学ぶ
転職の可能性と特徴
技術を持っていれば、何歳でも転職は可能。
収入
就職の場合サロンによって収入は異なる。
マキフジタリフレクソロジー・スクールの直営サロン「クイーンズウェイ」では週休2日のシフト制で月収25万5000円〜。
独立の場合は月収100万円も可能。
カテゴリー:医療関連の仕事
義歯や歯のほてん物をつくる専門家、歯科技工士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 2年〜3年 | 3年〜 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
歯科技工士の仕事は、歯科医師が患者から採った歯型をもとに、銀歯などのつめ物や差し歯などの義歯、歯並びをよくする矯正器具をつくるというものだ。
歯の形は人によって千差万別であるため、当然ながらすべてオーダーメードでクラフト的要素がある。
歯はフィット感や噛み合わせにより、人間の顔の見た目や健康にも影響を及ぼすため、技工技術とは非常にデリケートであり、造形技能・センスの求められる仕事である。
素材は、金属、陶材、プラスチックなどであり、それらの材料に関する知識が必要である。
また最近、セラミックやチタンの新素材の開発も進んでおり注目を集めている。
職場は、歯科医院、歯科技工所や、病院の歯科診療科に勤務して歯科技工を担当する。
また、歯科材料メーカーも就職先としてある。
国家試験については合格率は例年100%に近く、現状では不足している。
しかし、今後競争は厳しくなる面もある。
経験を積み、資金がそろえば独立開業の可能性も十分にある。
仕事の将来性
永久歯の寿命は一般に約50年といわれ、その間にも虫歯や矯正など治療が絶えることはなく、そのたびに歯科技工の仕事も発生するので安定した職業といえる。
硯に、歯科技工の養成校卒業者を上回る求人があるという。
今後の高齢化を見込めば、堅実性があるといえよう。
手に職をつける条件
年齢:特になし。
求人状況からみると25歳までに資格取得した方が有利。
適性:手先が器用であること。直接患者と関わらなくても、医療技術者として患者の立場に立てる思いやりや、奉仕精神のある人。
教育期間:2、3年。
技術習得期間:3年〜。
必要資格:歯科技工士。
手に職をつける学習・実務コース
●高校卒業後、文部科学大臣、あるいは厚生労働大臣指定の歯科技工士学校・養成所で2年以上学び、卒業しなければならない。
その後歯科技工士の国家試験を受験する。合格率は99%と高い。
●国家試験合格後、歯科技工所や歯科医院、総合病院の歯科診療科などに就職する。
歯科材料メーカーへ就職する場合もある。
●国家試験合格で、歯科技工士資格取得
教育投資の目安
専門学校は2年で280万〜380万円。
国立は、授業料年間10万2000円〜テキスト代初年度30万円程度。
転職の可能性と特徴
経験者であれば年齢制限なし。
独立の可能性とポイント
人脈や資金がそろえば独立開業できる。
作業場の確保、最低限の専門器具をそろえなければならない。
規模によっては人を雇う必要も出てくるので、資金面の準備は欠かせない。
収入
就職の場合、年収で約200万〜500万円。独立で約300万〜1000万円。
働く職場
・歯科技工士
・歯科医院
・病院歯科診療科に就職
カテゴリー:医療関連の仕事
作業を通したリハビリテーションを行う、今人気の医療の仕事、作業療法士(OT)
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3年〜 | 3年〜 | 国家資格 | ★★ |
仕事の内容
医療現場で、患者のリハビリプログラムを立て、手芸や絵画、遊技などを適し、機能回復に努める作業療法士。
よく似た仕事に理学療法士があるが、こちらは機能回復を目的としており、作業療法士は日常生活で応用のきく動作改善までを手がけ、さらに心理的回復をも目指すものである。
一口にリハビリといっても分野が広く、ケガ、病気の後遺症、高齢による日常動作能力の低下、障害など様々で、個々のケースによって必要なケアが違ってくる。
そのため、職場も多岐にわたり、総合病院、リハビリセンター、心身障害者施設、高齢者デイケアセンター、老人保健施設などがある。
この仕事に就くためには3年制医療系専門学校、医療系短大、大学を卒業の上、作業療法士国家試験に合格しなければならない。
医療専門職としては医師の指示のもとに活動する。
また、患者の心理的な安定を促すセラピストとしての資質も問われ、コミュニケーション能力も必要。
リハビリ知識だけでなく、患者の症状全体を把握するため、つねに新たな医療知識を学ぶ努力も欠かせない。
仕事の将来性
これからの高齢化を見込めば、ますます需要が拡大することは間違いない。
また、近年は心の病に対する関心も非常に高まっているので、作業療法士が果たす役割はますます重要になるだろう。
現に今は作業療法士が不足気味なので、目指すには格好のチャンスかもしれない。
手に職をつける条件
年齢:特になし。
適性:人と接することに喜びを兄いだせること。
教育期間:3〜4年。
技術習得期間:3年以上。
必要資格:作業療法士。
手に職をつける学習・実務コース
●高校卒業後、大学の作業療法学科、あるいは3年制短大及び厚生労働大臣、文部科学大臣が認定する専門学校で教育を受けることが義務づけられている。
●国家試験合格後資格取得
●勤務先は総合病院やリハビリテーションセンター、高齢者施設、デイケアセンター、老人健康施設などの医療機関と福祉施設。
教育投資の目安
私立で500万〜600万円(3年間)。
国立は、授業料年間12万円程度。テキスト代別途。
独立の可能性とポイント
現状の医師法の下では、医療行為の一環としての作業療法は医師の指示が必要で、独立はできない。
しかし、医療行為以外の道であれば、今後は可能性がないとはいえない。
転職の可能性と特徴
年齢制限がないので転職しやすい。
現状では人手不足で求人が多い。
収入
経験5年程度で年収400万円位。
カテゴリー:医療関連の仕事


