工業製品や部品の構造などを美しく描くスペシャリスト、テクニカル・イラストレーター
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 3〜6ヶ月 | 3年程度 | 技術検定 | ★★ |
仕事の内容
堅苦しい工業製品も、美しい図で措かれたものは親しみを感ずる。
そのように、メカニック性の強い情報機器、精密機械、自動車、家電などの完成予想図や説明図を、その構造・機能をわかりやすくイラストとして描くのが、テクニカル・イラストレーターの仕事である。
イラストが使われる分野としては、各種機器のマニュアル、科学関係・コンピュータ関係・工業関係などの専門雑誌、メーカーのデザイン部門、完成予想図を使った広告などである。
職場としては、メーカーデザイン室・資料作成部門、設計事務所、マニュアルなどの制作会社、印刷会社の制作部門などである。
フリーで活動も可能である。
トレースの仕事から付加価値アップで転職するケースもある。
機械の機能・構造、材料などメカニックな知識も必要な点もあり、技術知識とグラフィックデザインの双方の要素が必要になり、全体的にはやる人が少ない。
仕事の将来性
メーカーで新製品を開発したら必ずマニュアルを作成する。
その際、テクニカルイラストが使われる。
しかし、今後デジタル化が進むと、手作業のイラストは減ってくると思われ、デジタル化したイラストや、CG技術の習得をする必要があると考えられる。
手に職をつける条件
年齢:特にないが若ければなおいい。就職する場合は30歳位まで。
適性:ひとりで長時間のコツコツした作業のできる根気があること。
教育期間:3、6ヶ月。
技術習得期間:3年。
必要資格:なくても可能だが、技能士の「テクニカルイラストレーション」をとっていれば有利。
手に職をつける学習・実務コース
●テクニカルイラストレーションだけを教えるところは少ない。工業系専門学校などで学べるところもあり通信講座もある。
●テクニカルイラストの制作会社、制作部門のある会社に就職し、幅広い実務を経験した方がいい。また、フリーになる場合でも、仕事が特殊なだけに、発注してくれる人脈づくりが必要になる。
教育投資の目安
通信教育であれば3万、5万円。
独立の可能性とポイント
独立の可能性は実力次第。
自宅で始められる。
営業は、イラスト会社、印刷関連会社、デザイン会社、出版社など。
同業者の横のネットワークもある。
転職の可能性と特徴
求人はめったにない。自分から売り込むことも必要。
収入
就職した場合は、年収400万、700万円程度。
フリーで独立した場合、年収300万、900万円程度。
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