情報検索のエキスパートであるサーチャー
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 特になし | 3年〜5年 | 公的資格 | ★★ |
仕事の内容
経営の資源は、ヒト、モノ、カネ、そして情報といわれて久しいが、情報なくして重要な意思決定や企画立案ができなくなった。
そのため、膨大な情報量を蓄積した専門データベースから必要な情報を検索し、加えて、インターネットのサイトのように、情報そのものは大量にあるが、
まったく無管理状況のものから適切な情報を検索・収集し、ユーザーにスピーディに提供するサービスが必要になってきた。
サーチャーは、顧客の企業、経営者、ビジネスマンなどの要望に応じて、的確なデータ・情報を検索・収集し、場合によっては、翻訳・分析・加工し、報告書にまとめる。
以前は、企業内の調査部、企画部、資料部、マーケテイング部、社長室などがやっていた仕事も含め、現状では間接部門はリストラ対象で人もいないため、アウトソーシングに出される傾向が強い。
専門文献などのデータベース検索では、効率よく必要な情報にヒットするための知識と技術が必要である。
従来顧客の中心は、製薬などのメーカーで、技術開発分野が中心であったが、今後分野が拡大する傾向がある。
仕事の将来性
情報感度の高い企業が事業開発面でも進み、業績も伸び、企業イメージもよい、という方向に向かっている。
分野的には、医薬、バイオ、IT、金融を中心に、新規事業・新製品開発を模索している企業が中心対象となる。
ITでは、ハード以外に、eビジネスの成功例なども対象になる。
手に職をつける条件
年齢:就職転職は35歳位まで。
適性:発想が豊かで、物事をトコトン追求するタイプ。好奇心旺盛で、論理的思考に富んだ人。
教育期間:教育機関がないので、独学で身につける。
技術習得期間:3〜5年。
必要資格:あるといいのは「データベース検索技術者」。
手に職をつける学習・実務コース
●社団法人情報科学技術協会のデータベース技術者認定試験に合格する。1級と2級があり、2級は受験資格はなく、1級は2級合格が受験資格。
●シンクタンク、ビジネス情報提供会社、技術情報コンサルティング会社、および一般企業の調査部、資料室など情報セクションに就職する。
●図書館、公共調査・研究所に就職する。
●図書館学、データベース検索などを学んでおくことはプラス。英語力も必要
●企業調査部、シンクタンクなどコンピュータによるデータ検索などを習得
教育投資の目安
独学テキスト代他
独立の可能性とポイント
従来は、企業の調査部、資料室などにいた人が独立して、今までの勤務先から仕事をもらう形態が多かった。
今後は、より広範な分野での低価格の提供ができれば市場が広がる。
転職の可能性と特徴
外資系企業では求人があるが、国内企業はリストラで求人は少ない。
収入
通常の一般就職と同様であり、専門職として給与体系は少ない。
独立の場合は、年収500万〜1000万円程度。
フリー・SOHO型がほとんどだが、今後事業形態の拡大可能性有。
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