ハンドメードによるギターづくり、ギタークラフトの仕事
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 1〜2年 | 現場で10年 | なし | ★★★ |
仕事の内容
最もポピュラーな楽器であり、手軽な作曲ツールでもあるギター。
その多くが工場での大量生産から生み出されるが、要所要所での手作業が重要な役割を果たしている。
それだけに、すべての工程を職人の手作業で進める手工ギターは、職人が腕をふるえる場だ。
しかし、職人の数はそう多くはない。
日本弦楽器製作者協会に加入するギター職人は30人足らず。
個人製作家として活躍している人はほんのひとにぎりにすぎない。
しかし、日本には「河野ギター」など世界に誇るブランドもあり、腕さえあれば世界的な活躍も夢ではない。
ギター製作は、慎重な材木選びから始まる。
完成後の音質は材木選びの時点でほぼ決まってしまうからだ。
こうした材料の選別から組み立て、塗装、磨き、装飾までをこなしていく。
手先が器用なのはもちろん、新しい技術を研究、開発していく真撃な姿勢も必要だ。
個人製作家になる以外にも、ギターメーカー工場、修理を中心に行う専門店などへの就職、プロミュージシャンの楽器のケアを行う楽器テクニシャンなど活躍できるフィールドは幅広い。
仕事の将来性
特出したギタープレイヤーの出現やバンドブームがおこれば大きく伸びる可能性はある。
ギターはあくまでも娯楽に含まれるものなので、景気の影響を受けやすい。
しかし、時代が変わっても音楽がなくならないように、楽器がなくなることもない。
極端に衰退していくことはない業種である。
手に職をつける条件
年齢:早いうちに始めたほうが有利。
適性:楽器が好きであること。 既戊概念にとらわれることなく、新しいものに対して研究熱心な人。
教育期間:1〜2年間。
技術習得期間:基本的な技術は2、3年で習得可能。 デザイン、音楽的な技術を含めれば10年間は必要。
必要資格:特になし。
手に職をつける学習・実務コース
●専門学校やスクールのギタークラフト科で1、2年間学ぶ。
●ギター製作工房、大手ギターメーカー、楽器販売店、修理専門店、楽器問屋などへ就職する。
●イギリスの工房などで修業する人もいる。奥行きは限りなく深い。
教育投資の目安
ESPミュージカルアカデミーの場合、260万円(2年間)。
独立の可能性とポイント
経営力、実力があれば独立の可能性は高い。
しかし、実際に成功している人は多いとはいえない。
インターネット上での修理専門無店舗ショップの開業も考えられる。
働く職場
・ギター製作工房
・大手ギターメーカー
・楽器販売店などへ就職する
転職の可能性と特徴
求人は多いとはいえない。 ここ数年、急激な増減はない。
収入
製作は本数単位で、価格はまちまち。
修理で楽器店勤務では販売員給与並みより。
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