建築・工業製品の模型をつくるスペシャリスト、デザインモデル技術者
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 6ヶ月 | 2・3年 | 特になし | ★ |
仕事の内容
デザインモデル技術者は企業などから依頼を受け、いわゆる「模型」を作成するのが仕事。
模型の種類には家電や乗り物などの工業模型や、玩具性の強いものなど様々だが、需要のほとんどは建築模型で、それを専門に作成するクラフト作家を建築模型技術者と呼ぶ。
建築物を建てる前に、建築会社などが顧客(建て主)に完成予想図を説明するため、こうした模型が必要となる。
近年はコンピューター3Dなどで出来上がり予想図を説明する会社もあるが、細部など顧客にはわかりづらい点が多く、まだまだアナログな模型が求められているのが実情。
建築模型の場合のクライアントは、建設会社や住宅産業、設計事務所、中小工務店などが一般的。
模型製作の依頼は外観模型が多いが、着色はもちろんのこと、周囲の庭や緑なども作成し、顧客に鮮明なイメージが伝わるよう表現していく。
建築関係の専門学校でも、模型を専門として指導していないため、講座などで技術を習得する。
建築会社などの社員としての求人はあまりなく、多くは模型製作会社に就職するか、フリーで活動するケースが目立つ。
仕事の将来性
通常の模型は需要が少ないのが現状だが、建築模型に限ってはハウスメーカーの販売戦略の必須アイテムとして利用されている。
新築や建て替えのたびに製作の必要があるので、一定の技術力と顧客がつけば個人事務所や工務店を中心に安定した収入が得られる。
手に職をつける条件
年齢:特になし。
適性:細かい手作業が好きで、特にプラモデルやペーパークラフト作りが好きならなお可。
教育期間:6ヶ月。
技術習得期間:年数ではなく、いかに多くの模型を作るかがかぎ。
必要資格:特になし。
手に職をつける学習・実務コース
●模型製作の技術習得が可能な通信講座がある。一戸建ての外観模型作りをマスターできるコースで、標準受講期間は6ヶ月間。
●模型製作会社に就職し、経験を積む。図面を読めることが前提なため工業デザイン、高度な建築デザインでは専門的な経験があれば有利になる。多くの模型作りを経験して腕を磨く必要がある。
教育投資の目安
6ヶ月程度の技能講座の場合5万円弱。
独立の可能性とポイント
模型会社に勤務してから独立すれば経験と人脈を生かせるので一番効率的。
技術的には3階建て以上の高層住宅、曲線表現、庭まわりの製作ができるのが必須条件。
就職後、志望者は経験を積んだ後フリー独立という手も
転職の可能性と特徴
年齢制限はないが、模型会社の数は少ない。
収入
フリーの場合は、技能レベルや受注数によって差があるが、坪数によるが2階建ての物件を模型化する場合、1棟8万、15万円程度の収入が相場。
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