警察犬から民間までの犬を訓練する仕事、犬の訓練士
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 2年 | 4〜5年 | 民間資格 | ★★ |
仕事の内容
犬の訓練士は、家庭犬ならしつけや、ショーマナー、警察犬の場合は犯罪捜査を目的とする訓練など、あらゆる犬の訓練に携わるプロフェッショナル。
国家資格はないが、ジャパンケンネルクラブ、日本警察犬協会、日本シェパード犬登録協会の3つの団体が認定する資格があり、資格がなくても訓練士の仕事はできるが、資格があった方が社会的信用を得る点で格段に有利だ。
日本シェパード犬登録協会の資格の場合、扱えるのはシェパード犬1種に限られる。
日本警察犬協会ではシェパード、ドーベルマンなどの7犬種、ジャパンケンネルクラブなら全犬種を扱える。
家庭犬の訓練士を目指すなら、ジャパンケンネルクラブの資格を得るといい。
訓練士受験には、各地にある犬の訓練所に入所して修業を積むか、オールドッグセンター付属の日本訓練士養成学校で技術を習得する方法がある。
警察犬の場合、教育機関はないが、協会が経営する公認訓練所へ見習訓練士として入所するのが近道。
見習い中に、最低5頭以上の訓練実績をつくって、初めて3等訓練士の受験資格が得られるという、かなり厳しい内容だ。
仕事の将来性
1人の訓練士が訓練できる犬の頭数には限界があるので、つねに人材不足。
家族の一員として犬を飼う世帯が急増している中、優秀な訓練士は引っ張りだこ。
将来性十分の資格といえる。
特に警察犬訓練士の場合、多様化する犯罪の捜査手段として警察犬の需要がますます高くなっている。
手に職をつける条件
年齢:受験資格は18歳以上。 訓練士になってからは特に制限がない。
適性:犬が好きで、健康であり、忍耐力、研究心、奉仕精神の強い人。
教育期間:埼玉にあるオールドッグセンターは2年。
技術習得期間:訓練所で4〜5年。
必要資格:国家資格はないが、畜犬各団体が定める訓練士資格が実質的な能力証明。
手に職をつける学習・実務コース
●ジャパンケンネルクラブ、およびシェパート犬登録協会では養成学校「埼玉オールドッグセンター」(両団体とも学校はここのみ)がある。
●警察犬協会の訓練所他、各団体の訓練所に入所する。警察犬協会訓練所は月額手当て5万円で、住み込み食事付き。
期間は決まっておらず一定のレベル評価の修了試験がある。
教育投資の目安
オールドッグセンターは、2年間で約300万円程度。
独立の可能性とポイント
訓練所勤務の他は、独立開業するパターンが多い。
警察犬の場合は、優秀な犬は各都道府県で嘱託の警察犬に採用され、その訓練士は民間協力の警察犬嘱託指導士と認定される。
転職の可能性と特徴
訓練士の資格を得ていれば、転職はしやすい。
収入
開業した場合、預かりの訓練科は、地域差もあるが、1頭3万5000円のところもあれば、7万円という場合も。
出張訓練も地域差があるが3万円程度。
働く職場
・ドッグ訓練会社
・公認訓練所
・ペットショップ訓練サービス部門に就職
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