四季を表現し、美をつくる伝統の和菓子づくりの仕事
| 教育期間 | 技術習得期間 | 資格 | 技術難易度 |
|---|---|---|---|
| 1〜2年 | 5〜10年 | 技能検定 | ★★ |
仕事の内容
和菓子は日本で生まれた菓子なので、四季を大切にする。
春夏秋冬や季節の行事を取り入れ、五感で楽しむものだ。
洋菓子が生クリームやバターなど、人の手が加わった材料を使うのに対して、和菓子は小豆・寒天・うるち米など、素材そのものから手をかけていく。
だからこそ和菓子は奥深く、そこが和菓子を製造するものにとっては面白い部分でもあるのだ。
国内の和菓子店は約3000店。
そのほとんどが自家製造・自家販売である。
よって、和菓子職人は製造、販売、接客、経営など幅広い仕事をこなしていかなくてはならない。
和菓子には、お茶菓子に代表される練り切りなどの上生菓子、ドラ焼き、団子、大福など、一般的に親しまれている和菓子、土産物として使われる和菓子などがあり、その3つをすべて扱っている店が多い。
しかし今後は、ドラ焼き専門店、大福専門店のように1つのアイテムに特化した店が増えていくことが予想される。
和菓子の世界には、超旗と伝統を守っていくようなかたくななイメージを持ちやすいが、つねに若い人の斬新なセンスを求める動きもある。
仕事の将来性
小豆や寒天、うるち米など植物性の素材を使った和菓子は、ヘルシーブームとあいまって再び注目され始めている。
最近では若者に人気のカフェでも和菓子がメニューに並ぶようになり、幅広い年齢層に支持されている。
洋菓子と和菓子をミックスしたアイテムも登場し市場は広がりそうだ。
手に職をつける条件
年齢:なるべく早いうちに始めたほうがよい。
20〜22歳くらい。
適性:好奇心旺盛な人。研究熱心な人。
教育期間:1〜2年。
技術習得期間:5、10年。
必要資格:必須ではないが、検定資格として製菓衛生師、製菓技能士がある。
手に職をつける学習・実務コース
●国内には製菓専門学校・スクールは63校ある。そのうち和菓子専門の学科があるのは1校。スクール選びのポイントは、実習時間の量などを参考にするといい。
●和菓子専門店などに就職する。大手の和菓子メーカーでは、製造、販売と専業化されていることが多く、入社して何年かは接客の仕事だけをこなすということもある。
教育投資の目安
1年制のスクールでは230万円、2年制では400万円位が相場。
独立の可能性とポイント
独立の平均年齢は30歳位。
2〜3軒の店で修業後独立するのが一般的。
最低でもオーブン、ボイラー、あん練機、餅つき機などの設備が必要。
独立資金は2000万円立。
転職の可能性と特徴
30歳位まで。
技術のある経験者は年齢に関わらず転職可能。
収入
就職の場合、企業にもよるが未経験で16万円前後が相場。
独立の場合は1人で店を持つ場合年収1500万円位。
就職、弟子入り
・和菓子専門店
・和菓子メーカーに就職。
個人の和菓子職人の店では弟子入りスタイルも
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